平成22年度

      護衛艦はつゆき・さわかぜ      自衛艦旗返納式参加   

 6月25日(金)横須賀港吉倉岸壁において、護衛艦「はつゆき」(艦長下野善彦2佐)、「さわかぜ」(艦長森崎真司2佐)の自衛艦旗返納行事が梅雨の晴れ間の夏を思わせる中、松岡横須賀地方総監執行により行われた

 杉本自衛艦隊司令官をはじめ各部隊指揮官等部隊関係者、横須賀市副市長、横須賀市議会議長等官公庁関係者参加の中、横須賀水交会会員をはじめとして各防衛団体等も多数参加し盛大な式典となった。特に「はつゆき」「さわかぜ」に縁のある方々は三々五々昔話を語りあうとともに、除籍を迎えた年月に考え深げの様子であった

 行事は、横須賀音楽隊の国家吹奏のもと、両艦の自衛艦旗降下に始まり、横須賀音楽隊の軍艦行進曲にあわせ各艦乗員の退艦、松岡横須賀地方総監への自衛艦旗返納、総監訓示、来賓紹介と厳粛かつ整斉と実施された


 松岡横須賀地方総監の訓示では、両艦の業績を詳らかにするとともに、その業績は歴代艦長以下乗組員一同が不撓不屈の精神を持ち、一丸となって任務達成に邁進したとして、海上自衛隊の対する貢献に謝意を表すとともに最後の乗組員の労をねぎらった 

自衛艦旗返納式を静かに待つ2艦 自衛艦旗降下を待つ両艦乗員 自衛艦旗降下
 さて、両艦の業績について訓示から引用させてもらうと、護衛艦「はつゆき」は、昭和57年3月23日国産システム艦及びオールガスタービン艦1番艦として就役した。横須賀、大湊そして横須賀と転籍もあり、今日までの約28年間護衛艦隊の中核として活躍した。その間護衛艦隊及び横須賀地方隊の年度優秀艦として4回の表彰、昭和63年には航空機無事故着艦8,000回達成による第2級賞状、平成2年には同10,000回達成による第2級賞状を受賞している。更に観艦式に3回、米国派遣訓練・RIMPACに4回、外洋練習航海に3回参加、総航程67万8,051マイル、総航海時数6万1,513時間に及んだ

 一方、護衛艦「さわかぜ」は、昭和58年3月30日「たちかぜ」型護衛艦の3番艦として就役した。1番艦、2番艦に比べ、近代化された戦闘指揮システムを搭載し、佐世保の第2護衛隊群に編入、平成19年3月15日護衛艦隊直轄艦となった。今日までの約27年間、護衛艦隊の艦隊防空の中核として活躍した。その間護衛艦隊年度優秀艦として8回の表彰、観艦式に9回、米国派遣訓練・RIMPACに6回参加、総航程69万1,913マイル、総航海時数5万5,453時間に及んだ

 ここに、両艦の輝かしい業績を称え、歴代艦長はじめ乗組員のご尽力に深甚なる感謝と敬意を捧げたい